「秦典枢たちのことは残念だけど、吹っ切って行くしかないね」

        李秀が、ずっと思ってきたことを言うと、萍鹤も

        「そうね。私たちが、彼らと争いにならなかっただけでも幸いだわ」

        と継いだ。

        李秀はタライの中でぐるりと仰向けになると、脚を伸ばし、思い出したように言った。

        「そうだよね、雷先が口を滑らせて、危うく敌になるところだったんだもん」

        「みんな、无事だといいわね」

        萍鹤が、洗い髪を手ぬぐいで结い上げ、うなじにかけ汤をしながら言った。

        それを闻いて、李秀は明るく笑う。

        「森が直ったんだもん、谁かが収星したんだよ。だから大丈夫!」

        李秀がグッと亲指を立てたので、萍鹤はほほ笑みを返した。

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