秦典枢はいたずらっぽく笑った。萍鹤は黙って颔く。

        「――ただのごろつきだった俺たちが、流民を受け入れているうちに、いっぱしの山贼になっちまった。今さら良民に戻ろうなんて気はないし、みんなで相谈して、やれるだけやろうって决めたんだ」

        「あれから、官军と戦ったのね」

        「ああ。间抜けな连中だったんで、さっさとやっつけた。だが北に援军がいて、それを率いてくるのが、なんとあの郭子仪将军だと言うんだ」

        「……ごめんなさい。私、知らないの」

        记忆を失っている萍鹤は、时事のことにも疎かった。秦典枢はいいんだ、と手で示して続ける。

        「八公山の地形を利用すれば、大军が来ても戦える。だが、天気や风向きによっては危ない」

        萍鹤は黙って聴いている。

        「胜てるものなら胜ちたい。だが、もし负けるんなら、名のある武将に讨たれてSiにたい。郭子仪は、俺たちにとってまたとない相手なんだ」

        萍鹤は、惊いて秦典枢を见る。少年のような笑顔が、そこにあった。

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